【紀の川市版】病児保育・病後児保育の近隣情報徹底ガイド

病児保育 紀の川市 アイキャッチ

子どもの突然の病気は、働く親にとって大きな悩みです。

ママ
ママ

「急な子どもの発熱で保育園に行けないわ…でも仕事も休めない」

特に和歌山県紀の川市では、専門の病児保育施設が少ないため子どもの預け先に困っている方も多いでしょう。

近隣市町村の施設ファミリーサポートセンターなどを活用すれば、病気の子どもを安心して預けられます。県全体としても、病児保育サービスの利便性向上を目指す取り組みが進められていますよ。

この記事では、紀の川市周辺の病児保育情報と利用方法を詳しく解説します。「もしも」のときに慌てないために早めに準備しておきましょう。

和歌山県紀の川市における病児保育の現状

紀の川市 病児保育 現状

紀の川市内には、残念ながら専門の病児保育施設は多くありません。

しかし、近隣市町村の施設ファミリーサポートセンターなどの代替手段を活用すれば、病気のお子さんを預けることは十分可能です。

また、和歌山県全体では病児保育の利用促進と利便性向上を目指した取り組みが進められており、今後のサービス拡充が期待されています。

紀の川市では直接的な病児保育施設は限られていますが、周辺地域のサービスを含めれば、選択肢が広がっていきますよ。

紀の川市で利用できる支援サービス

紀の川市 病児保育 支援サービス

紀の川市は、病気の子どもを預けるための直接的な病児保育施設は少ないものの、いくつかの代替サービスが利用可能です。ここでは、紀の川市のおもな病児保育サービスについて詳しく紹介します。

ファミリーサポートセンター「そらまめサポート」

病児保育 紀の川市 そらまめサポート
引用:そらまめhouse

「そらまめサポート」は、紀の川市と岩出市の住民を対象とした会員制の相互援助システムです。

地域の子育て経験者が協力会員となり、病児・病後児の預かりを含むさまざまな子育て支援を行っています。

そらまめサポートのサービス内容
  • 病児・病後児の預かり
  • 保育園や学童保育への送迎
  • 習い事の送迎
  • 保護者のリフレッシュのための預かり

まず、利用会員として登録を行います。その後、支援が必要な際にアドバイザーに連絡し、協力会員とのマッチングを行います。

通常サポート緊急サポート
600円/時間800円/時間
別途昼食費:300円別途昼食費:300円
※昼食のアレルギー対応あり(前日予約制)
お問い合わせ先

いわで・きのかわファミリー・サポート・センター(そらまめサポート事務所)

そらまめサポートのホームページ

TEL:0736-60-4337


詳しい情報や登録方法については、いわで・きのかわファミリー・サポート・センター(そらまめサポート事務所)に気軽に問い合わせみてください。

近隣保育園での病児保育対応

紀の川市の近隣には、病児保育を実施している保育園がいくつかあります。紀の川市からのアクセスも比較的良好なため、利用を検討する価値があるでしょう。


だるま保育園

病児保育 紀の川市 だるま保育園
引用:だるま保育園
住所和歌山県紀の川市下井阪461
連絡先0736-77-5200

看護師が在籍し、専用の病児保育室を完備しています。利用条件、料金、対応可能な病状については、直接保育園に問い合わせてみましょう。


そらな保育園

病児保育 紀の川市 そらな保育園
引用:そらな保育園
開園時間8:30~17:30
(延長時間:18時まで)
保育料1,500円/日
(延長保育料:500円)
連絡先080-9608ー6082

病児保育を実施しており、料金は1日あたり1,500円に改定されています。ただし、新型コロナウイルスの影響により、診断のない風邪などは現在受け入れできない場合があるため、事前に確認が必要です。

一時預かりも実施しているため、状況に応じて利用ができます。詳細は各保育園に直接お問い合わせください。

紀の川市の一時預かり事業

紀の川市内の認可保育園では、一時預かり事業を実施している園があります。これは病児保育の完全な代替にはなりませんが、病後の回復期のお子さんなど、状態によっては利用できる場合があります。

認可保育園の一時預かりを利用できる場合
  • 保護者の突発的な仕事や急な用事
  • リフレッシュなどの私的理由
  • 子どもの病状が安定している場合の病後児預かり

利用料金や条件は各保育園によって異なりますので、詳細は直接保育園にお問い合わせください。

また和歌山市の病児保育施設も、紀の川市からは少し距離がありますが、選択肢の一つとして検討できます。

近隣市町村の病児保育施設

紀の川市 病児保育 近隣施設

紀の川市には専門の病児保育施設が少ないため、近隣市町村の施設を利用するのも一つの選択肢です。特に岩出市は紀の川市と隣接しており、アクセスも比較的良好です。

岩出市の病児保育情報

岩出市には病後児保育室「きらら」(和歌山乳児院内)があります。「きらら」は病後児のお子さんを対象としています。

病児保育 紀の川市 きらら
引用:和歌山乳児院(病児保育室きらら)
対象年齢生後6か月~小学校6年生
定員4名/日
開所時間8:00~18:00
利用料金2,000円/日
※別途食事代:300円・おやつ100円
利用条件病気の回復期にであって、集団保育が困難な状態の子ども
連絡先0736-69-1001

子どもの病状が良くなってきているのに、熱がまだ続いていて保育所などの集団生活がまだ難しいといったときに活用できます。

紀の川市の病児保育利用にあたって重要な「あずかるこちゃん」

和歌山県内の病児保育施設を利用する際に非常に便利なのがあずかるこちゃん」です。和歌山県が提供している病児保育施設予約システムで、複数の施設の空き状況を一度に確認し、そのまま予約もできます。

あずかるこちゃんの利用方法
  1. あずかるこちゃん」にアクセスして、アカウントを作成
病児保育 紀の川市 あずかるこちゃん
引用:あずかるこちゃん病児保育

2.個人アドレスに届いたメールから利用情報を登録

病児保育 紀の川市 あずかるこちゃん02
引用:あずかるこちゃん病児保育

3.空き状況の確認し、予約ボタンをクリック

秒児保育 紀の川市 あずかるこちゃん03
引用:あずかるこちゃん病児保育

※キャンセル方法・・・予約情報確認画面から「予約を削除」ボタンをクリック。当日のキャンセルはキャンセル料(500円)が発生するので注意が必要です。

あずかるこちゃんは、オンラインで病児保育施設の空き状況の確認から予約まで24時間いつでも対応しているのが最大のメリットです。

特に急な発熱など夜間に子どもの体調が悪化した場合でも、翌日の予約がスムーズに行えるのは心強いですね。

紀の川市で病児保育・代替サービスを利用する際の注意点・準備

紀の川市 病児保育・代替サービス 注意点・準備

病児保育や代替サービスをスムーズに利用するために、利用前の準備から当日の注意点までを詳しく解説します。

利用前の準備

病児保育を利用する前には、必ずかかりつけ医の診察を受けましょう。また、各施設を利用する際には、事前に利用登録が必要な場合がほとんどです。

<利用登録時の持ち物>

  • 利用申込書
  • 保険証のコピー
  • 母子手帳の予防接種記録のコピー
  • 医師の連絡先情報

施設によっては、診断書や診療情報提供書が必要な場合があります。医師からの指示や投薬内容の確認もしておきましょう。

<利用当日の持ち物>

  • 母子手帳
  • 保険証
  • 着替え(上下・複数枚)
  • おむつ/おしりふき
  • お弁当/飲み物(施設による)
  • 処方された薬
  • お気に入りのおもちゃ/絵本
  • 緊急連絡先リスト

そのほか施設によって持ち物が異なることがあるので、事前に直接問い合わせてみましょう。

利用当日の流れ

病児保育施設を利用する当日の流れを、順を追って解説します。預ける当日慌てることのないようにしておきましょう。

<病児保育施設を利用する当日の流れ>

  • 体調管理と記録
    お子さんの体温を測定する
    体調を詳しく記録しておく
    前日からの変化や症状の推移も記録する(施設スタッフに伝えやすくするため)
  • 施設への連絡
    ・ 開所時間に合わせて連絡をする
    ・ 予約システムの場合は、システム上の指示に従う
  • 最終確認(持ち物の確認)

送迎サービスを利用する際は、事前に手配をする必要があります。ファミリーサポートを利用するときにも、協力会員との打ち合わせを十分に行っておきましょう。

利用中の注意点

病児保育施設を利用する際の注意点の確認もしておきましょう。

  • 連絡体制の準備
    緊急連絡先を複数登録する
    確実に連絡が取れる状態にしておく
  • お迎えについて
    ・ お迎えの時間は厳守する
    ・ やむおえず遅れる場合は、必ず事前に連絡する
    ・ 施設によっては延長料金が発生することを把握しておく

子どもの様子や施設での過ごし方については、お迎え時にスタッフから情報共有されますので、気になる点があれば質問しましょう。

その日の体調変化や食事の摂取状況、睡眠の様子なども確認しておくと安心です。

キャンセルについて

予約後にキャンセルする場合は、できるだけ早めに連絡しましょう。キャンセル料が発生する場合もありますので、各施設のキャンセル時の決まり事をあらかじめ確認しておくことが大切です。

多くの施設では、前日までのキャンセルであれば料金は発生しませんが、当日キャンセルの場合は半額または全額の料金が発生する場合があります。特に「あずかるこちゃん」システムを利用している場合は、システム上のキャンセル規定も確認しておきましょう。

よくある質問

病児保育や関連サービスについて、よくある質問とその回答をまとめました。初めて利用する方は参考にしてください。

Q. 病児保育になるのは何度からですか?

保育中に発熱した場合、お子さまの様子を確認しながら15分置きに検温し、2回以上37.5度以上の発熱を認めた場合、病児保育の対象となります。

ただし、施設によって基準が異なる場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

発熱以外にも、嘔吐や下痢、発疹などの症状がある場合も、病児保育の対象となることがあります。症状の程度や感染性の有無によって、受け入れ可能かどうかが判断されます。

Q. 病児保育は誰でも利用できるのですか?

病児保育を利用できるのは、子どもが熱を出したり、お腹が痛くなって通常の保育園に行けなくなったりした場合に利用できます。

ただし、施設によって対象年齢や受け入れ可能な病状に違いがあります。一般的には、生後6ヶ月〜小学校低学年までを対象としている施設が多いですが、施設ごとに確認が必要です。

また、利用には市町村の住民であることや、事前登録が必要な場合が多いです。紀の川市在住の方が和歌山市の施設を利用する場合など、住所地と異なる施設を利用する際の条件も確認しておきましょう。

まとめ

紀の川市 病児保育 まとめ

和歌山県紀の川市での病児保育は、専門施設は限られているものの、ファミリーサポートセンター「そらまめサポート」や近隣保育園での対応、岩出市や和歌山市の施設利用など、いくつか選択肢があります。

特に「あずかるこちゃん」アプリを活用すれば、複数の施設の空き状況を簡単に確認でき、24時間予約も可能です。事前の準備と登録を済ませておくことで、いざというときに慌てずに対応できるでしょう。

>>和歌山県の保育園情報はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です